
選手情報
選手名:幸地亮汰(Kochi Ryota)
ポジション:投手
背番号:Coming Soon(4/12公開)
生年月日:1998年9月21日
出身地:沖縄県
身長:168cm
体重:84kg
投打:右投げ・右打ち
経歴:与勝高校野球部→沖縄大学硬式野球部→徳島インディゴソックス→ビッグ開発ベースボールクラブ
初めてのキャッチボール相手:父親
生まれ変わったらやってみたいポジション:ショート
変えてみたい野球ルール:高校野球のDH制度→1人でも多くプレーやスタメンのチャンスが増えると思うから
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幸地選手の紹介
インタビュー動画(YouTube ショート)
インタビュー記事
野球を始めたきっかけを教えてください
保育園ぐらいの頃から野球で遊んでいました。
柔らかいボール・バットを使って遊んでいた記憶があって、すごく楽しかったのを覚えています。
まさに「気がついたときには野球をやっていた」という感じですね。
誰かに影響されて野球を始めたんですか?
父親が元高校球児で野球が大好きなのと、私は一人っ子だったので父親の影響はとても大きかったと思います。
週末は草野球に連れて行ってもらったり、キャッチボールをしたりするうちに、自然と野球に親しむようになりました。
家の中では常に、野球の話題でいっぱいでした笑
いつから本格的に野球を始めたんですか?
地元にある与那城小学校のチームに小学3年生のときに加入して、本格的に野球を始めました。
保育園からの同級生もチームにいたのと、途中から父親がコーチになったので、本当に、良い環境でプレーできて、野球がますます好きになりました。
中学生の頃はどうでしたか?
中学では、練習がきついなぁと感じるときもありました。
でも、試合で成長を実感したり結果につながったりするということがわかったので、しんどい練習も乗り越えられると学びました。
中学でさらに野球への思いが強くなりましたし、苦しかったけど楽しかったです。
高校野球は楽しかったですか?
最初は地元以外に行こうとしたんですが、自分も父親と同じ高校に行こうと思い、与勝高校に入りました。
割と1年生の時から評価される部分があって、上級生に混ざってピッチャーとして活躍し、試合で投げる経験もありました。
でも、高校2年生の秋にタイミング悪く肩の怪我をしてしまうんです。
3年生が引退し、新チームで「さあ頑張るぞ!」というタイミングでチームを離れることになって、本当に申し訳なく思いました。
練習がまともにできない状況に孤独さを感じたり、試合に出られなくて悔しい思いをしたのですが、それでも腐らずにできるトレーニングを積み重ねられました。
野球は嫌いにならず高校でも楽しめた一方で心残りでもありました。
怪我の時期をどうやって乗り越えたんですか?
怪我している間、体力作りに専念しました。
リハビリは大変でしたが、「復帰後にチームに貢献している自分のイメージや理想像」を持ち続けて頑張りました。
また、投げることは満足にできなくてもバッティングには影響がなかったので、バットをひたすら振っていました。
公式戦では代打で出場することもあり、結果を出せたのでよかったです。
大学でも野球は続けたんですか?
はい、大学でも野球を続けました。
沖縄大学野球部のセレクションを受けたことがきっかけではあるのですが、野手でバッティングには自信があったので「よし!野手でやってやろう!」と決めました。
順風満帆で成績も良かったのですが、大学2年のときに後十字靱帯を損傷してしまいました。
高校のときと同じようにしばらく練習できなかったのですが、でもその分筋トレを頑張りました。
肉体改造じゃないですけど、しっかり取り組めたので、自分としてもプラスに一応捉えてはいますね。
なんとか怪我は治ったものの、足が遅くなったことで守備力が下がってしまいました。
外野手は守備範囲が広い選手や足が早い選手が優先的に起用されるので、自分はDHや代打という立場が増えていったのですが向上心を持って取り組めたと思います。
そこからなぜピッチャーで独立リーグに進んだのですか?
もともとは大学4年の春に引退して野球もやめて、就職しようと考えていました。
ところが、コロナで活動が中止となり、2ヶ月間練習はもちろん学校に行けなくなってしまったんです。
そこで秋にチームが再開したときに「最後ぐらいピッチャーをやって、就職するか」と思っていて、実際にやってみたら球速が148km/hあって(笑)

野球はもうやり切った!と思っていたのですが、もう一度上を目指して頑張ろう!と決意しました。
独立リーグ時代はどうでしたか?

四国の独立リーグ、徳島インディゴソックスに入団しました。
ハードスケジュールで本当に大変だったのですが、とても楽しかったです。
初めてのナイターゲームのとき、暗い中での試合が初めてだったので「あ〜独立リーグに来たんだな〜」と感慨深かったです。
ナイターは22時ごろ終わって、夜ご飯・風呂をして夜中の2時くらいに寝て、次の日デイゲームというハードワークになる日もありましたが「この生活リズムがプロ野球選手か」と実感できました。
また練習の結果、球速が150km/hまで上げることができ、高校のときは130km/h位だったので自分でも驚きました。
でも、150km/hまで行けたのは良かったのですが、自分でフォームをいろいろといじってしまって…
よくわかんなくなって球速も落ちてしまったんです。
沖縄に戻ったら、また調子が戻るかな?と思い「ビッグ開発」という不動産会社のクラブチームに入団しました。
パイロットスピリッツに入団するきっかけを教えてください

ちょうど会社が3年の満期を迎えるタイミングで、そのまま野球を辞めるのではなく「もう一度他のチームで野球を続けたいな」と思っていた頃、沖縄で開催された「Japan Winter League」に参加しました。
そこで、別海パイロットスピリッツさんに声をかけていただいたことがきっかけです。
正式にはドラフトで指名していただいたのですが、リーグが終わる頃には別海に行こう!と決めていました。
別海に来ることに不安はなかったですか?
沖縄を出ること自体、どこに行っても不安でした。
また、別海パイロットスピリッツは1年目の球団ということもあり、自分うまくやっていけるかな?という思いもありました。
でも選んでいただいたチームに必ず行くって決めてましたし、どこにいっても自分のプレーをするしかない、求められたところで全力を尽くそう!という感じですね。
実際来てみると、外は寒いけど人は暖かくて、一緒に良い球団にできそうだなと思っています。
また、別海の「超地元密着」というのが珍しくて、地元の皆さんと交流しながら地域に貢献できる活動もしてみたくて、どんな感じになるのかな?というのが楽しみです。
今までどんなお仕事をされてきましたか?
大学生の時は、ガソリンスタンドでアルバイトをしていました。
ものすごく忙しいスタンドで、機敏に動いて正確に仕事をすることの大切さ、挨拶や誰に対してもしっかり話すことの大切さを学びました。
ビッグ開発に在籍していた時は、午前練習して午後仕事をしていました。
物件管理の仕事で、主に掃除が中心でした。
気づかないゴミに気付いて隅々までキレイにするのが大変でしたが、視野を広げる練習になりました。
野球が好きな理由はなんですか?
そうですね、ここまで来ると「わからない」が正直なところなんですが…
一致団結して強いチームで勝利できたときが、本当に素晴らしくて野球がより好きになる瞬間なんですよね
一番最近の例だと、ビッグ開発のクラブチーム時代、九州大会で他の企業チームと戦うんですけど、接戦で勝った時っていうのは、やっぱもうすごい、とてもいいなって思いました。
練習はきついですけど、大会でチームで一丸となって戦って勝つっていうのは、野球の素晴らしいところですね。
やればやるほど、応援してくれる人の数も増えてくるので、責任感もありますね。
あとはこのままじゃ終われないっていうプライドもありますし、正直にいうと、嫌気がさしてもやっぱやり続けなきゃいけないっていう思いがあって、それの繰り返しですね(笑)
好きなトレーニングメニュー・嫌いなトレーニングメニューを教えてください
好きなメニューは筋トレで、BIG3(ベンチプレス・スクワット・デッドリフト)は自信がありますね。
特にデットリフトは245キロとか250キロ上げるのが自慢です。
技術って伸ばしていけば伸ばすほど限界とか壁にぶちあたるんですけど、筋トレしてフィジカル強くしたら技術も伸びるというか、フィジカルでしっかり技術も補えます。
基礎代謝が上がるので痩せやすくなりますし、いい体型を維持できるっていうのが筋トレの魅力だと思います。
どんな人生を送りたいですか?
沖縄の人たちに頑張ってこいっていう風に背中押されてきてるので、別海でやっぱ結果残してじゃないと終われないなっていう風な思いはあるんですけど、将来的にはこの経験を活かして沖縄戻って還元していきたいなっていう思いはあります。
別海でしてみたいことはありますか?
北海道は大きいので観光地とか行きたいっていうのはあるんですけど、距離をみたときに諦めてしまうっていうか(笑)
魚介と乳製品が美味しいって聞いたので、食べてみたいです。
野球以外に好きなスポーツはありますか?
野球以外のスポーツをする機会がないのですが、卓球が好きですね。
高校野球を引退して自動車学校に通っていたとき、待ち時間で卓球を楽しんでいました。
最後に、これから応援してくださる皆さんに向けたメッセージをお願いします。
今年チームが1年目ということで、自分も正直な不安なところはあります。
でも、長いこと野球をやってきてるのでその経験をしっかり活かし、チーム一致団結して1つでも多く勝ちを取れるようやっていきます。
応援よろしくお願いいたします。